Letter from Sososya
想創舎だより
㊗上棟
拝啓TK様
いつもお世話になっております😊
今週は建て方工事を行い、無事に上棟式を迎えることができました!
まずは、建て方工事の様子をご紹介いたします♪
建て方当日は、朝早くから大工さんとクレーン業者さんが息を合わせて作業を進めていきます。
クレーンで吊り上げられた大きな木材を大工さんが正確に組み上げていく姿は、まさに職人技ですね!
そして、午後には小屋組みまで完成いたしました!
小屋組みの上に「野地板」という屋根の下地材を張っていきます。
野地板の取り合い部分が少し隙間が空いていますが、これは「棟換気」といって、屋根の一番高い部分から熱や湿気を逃がすための工夫です。
夏は小屋裏に熱気がこもりやすく、冬は結露によるカビや木材の劣化につながることも。
換気部材を取り付けることで、雨は入らず空気だけを自然に逃がすことができます♪
また、野地板の上には「改質アスファルトルーフィング」という防水シートを施工しました。
これは、万が一屋根材の隙間から雨水が入り込っても、建物内部に水が浸水しないようにする役割があります。
内部では、強度を高めるために金物を取り付けました。
下の写真に写っている斜めに取り付けられた金物は、「火打梁」です。
地震や風圧による建物の水平方向への変形を防ぎ、全体の強度を向上させる役割があります!
下の写真に写っている金物は「柱接合金物」と「筋交い接合金物」といいます。
「柱接合金物」は柱・土台・梁をしっかりと固定するための部材で、地震や台風などの大きな力が加わったときに、柱がスポッと抜けてしまうのを防ぎます。
建物全体の強度と耐震性を高める役割があります。
次に「筋交い金物」は、筋交いと柱を固定するための部材です。
筋交いが入ることで、建物の四角い形が地震や強風によって歪んでしまうのを防ぎ、横からの揺れや力に対する抵抗力を高めます。
そして、ついに昨日上棟式を無事に迎えることができました!
たくさんのお心遣いをいただき、本当にありがとうございました。
素敵なお家が完成するように、スタッフ一同一棟入魂で進めてまいります🔨
【来週の予定】
外部:屋根工事
内部:フロア貼り、電気工事
次回のブログもお楽しみに♪